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シード権ってなあに~男子プロゴルフ~

更新日:

「シード」、英語でseedは「種」という意味でもありますが、特にスポーツ業界で使うシードとはほとんどが「シード権」と呼ばれる優秀な選手やチームに与えられる特権の事をさします。

ジュニア時代にも耳にすることがあると思いますがここでは特にゴルフの中で使われるシード権について少しお話したいと思います。

予選ラウンドでは無く決勝ラウンドから現れる選手

全国の大きな大会ともなると各地方の強豪ジュニアたちが出場する事になっていますが全国大会の前には地方大会や都道府県大会があります。

順番で言うと都道府県大会予選→都道府県大会決勝→地方大会予選→地方大会決勝→全国大会という流れでしょう。
東京にお住まいなら東京大会予選→東京大会決勝→関東大会予選→関東大会決勝→全国大会というような流れになります。

都道府県大会予選には出場していなかった選手が突如、決勝大会に現れたりすることがありますが、この選手たちは予選出場を免除された、シード権を与えられた特別な選手たちです。ではなぜ予選を免除されたのかという事ですが、大会規定によってまちまちではあるのですが、各地方で開催されている割と大きな大会で上位1位~3位までに入るとその年に開催される公式大会の予選は免除し、決勝ラウンドから出場できるシード権を与えましょうというものや、前年度に全国大会まで出場した選手は地方大会の決勝からの出場権を与えましょうといった特権です。これを総称して「シード権」「シード選手」と呼びます。

ゴルフツアープロ界のシード権

ではプロのゴルフ界に話を移しましょう、2018年の男子ツアー・トーナメントであれば年間に24試合開催されていますが、プロテストに合格したプロゴルファーであれば誰でも出場できるというものではありません。毎試合約100名強の選手が出場している各ツアーには出場するための「シード権」が必要なのです。

ではその出場権はどうやって得るのかという事ですが、シード権にも様々な種類がありますので代表的なシード権を出場優先順位の高い順から紹介します。

この出場優先順位というのは、複数回優勝を重ねるような選手は賞金王や、メジャータイトルなどを獲得すると、たくさんシード権を獲得することになるのですがどのシード権で出場するのかというのがあらかじめ決められています。
例えば日照時間の問題で秋口以降は出場選手数が春夏に比べて少なくなります、そういった場合に優先順位の優劣で出場選手が決まる事があります。

トーナメントに出場するためのシード権

1.賞金王シード権・・・賞金王となった翌年から5年間トーナメントの出場資格権を得られる

優先度最高のシード権
取得難易度★★★★★
取得難易度MAXでしょう。年間にたった一人だけしか獲得できないこのシード権。
現有資格者
2017年賞金王 宮里 優作 ~2022年まで
2016年賞金王 池田 勇太 ~2021年まで
2015年賞金王  金 庚泰 ~2020年まで
2014年賞金王 小田 孔明 ~2019年まで
2013年賞金王 松山 英樹 ~2018年まで  海外ツアー参戦の為国内ツアーメンバー申請無し

2.国内メジャータイトル優勝者・・・以下の3大会で優勝した翌年から5年間トーナメントの出場資格権を得られる

日本プロゴルフ選手権・ゴルフツアー選手権・日本オープンの3メジャー大会

日本プロゴルフ選手権優勝 現有資格者
2018年優勝  谷口 徹  ~2023年まで
2017年優勝 宮里 優作 ~2022年まで
2016年優勝 谷原 秀人 ~2021年まで
2015年優勝 アダム・ブランド ~2020年まで
2014年優勝 手嶋 多一 ~2019年まで
2013年優勝  金 亨成 ~2018年まで

ゴルフツアー選手権優勝 現有資格者
2018年優勝  市原 弘大  ~2023年まで
2017年優勝  S・ノリス ~2022年まで
2016年優勝 塚田 陽亮 ~2021年まで
2015年優勝  梁 津萬 ~2020年まで
2014年優勝 竹谷 佳孝 ~2019年まで
2013年優勝  小平 智 ~2018年まで

日本オープン優勝 現有資格者
2018年優勝    稲森 佑貴    ~2023年まで
2017年優勝 池田 勇太 ~2022年まで
2016年優勝 松山 英樹 ~2021年まで
2015年優勝  小平 智   ~2020年まで
2014年優勝 池田 勇太 ~2019年まで
2013年優勝 小林 正則 ~2018年まで

3.日本ツアー最終戦 日本シリーズ優勝者には翌年から3年間のトーナメントの出場資格権を与えられる

ゴルフ日本シリーズ優勝 現有資格者
2018年優勝                       ~2021年まで
2017年優勝 宮里 優作 ~2020年まで
2016年優勝  朴 相賢 ~2019年まで
2015年優勝  石川 遼 ~2018年まで

4.各ツアートーナメント優勝者には翌年から2年間のトーナメントの出場資格権が与えられる

メジャータイトルをを除いたツアートーナメント優勝者にも向こう2年の出場シード権が与えられる。
約20大会×2年という事で複数優勝者はいるもののおよそ年間15人程度がこの方法で出場資格を得ている

5.賞金ランキング上位60位までが翌年1年間のツアートーナメント出場権を得る

通称「第1シード」と呼ばれ、とにかくこの60位以内に入るのがツアープロの直近の目標であり翌年1年間の出場シード権を得る条件である。他のシード権保有者を除くと30名程度がこの資格により翌年のツアートーナメント出場権を得ている。

6.永久シード権・・・通算25勝を挙げた選手が翌週から与えられる半永久的な最上級シード権

難易度★★★★★
現在も第一線で活躍されている片山晋呉選手は2008年に25勝目を挙げ永久シードを獲得。一方、日本国内のツアーで25勝が必要なルールの為、国外の出場資格のある大会を欠場したこともあり当時、騒動となった事がある。

7.日本ゴルフツアー機構 (JGTO)会長が推薦する選手

青木功会長が推薦する選手に与えられる出場権、各トーナメントのみ。

8.各ツアートーナメント優勝者シード・・・翌年から5年間

各ツアーで優勝すれば、そのツアーに翌年にはディフェンディングチャンピョンとして出場しその後も4年間、計5年間優勝したトーナメントには出場が可能

9.各ツアートーナメント前回上位者シード・・・翌年のみ

各ツアーで10位までに入れば翌年のそのツアーには出場が可能

10.直近のツアートーナメント上位者シード・・・直後のツアートーナメント1試合のみ
11.下部ツアーチャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」賞金ランキング1位・・・翌年1年間ツアートーナメントの出場シード権

3月下旬より11月初旬まで年間12回行われる下部ツアー優勝賞金は約300万円程度

2018年度の有資格者は大槻 智春

12.下部ツアーチャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」年間3勝・・・3勝した年度の残りのツアートーナメント

各チャレンジトーナメントには150名程度が出場、年間3勝は大変困難

13.下部ツアーチャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」指定試合優勝者シード

日本ゴルフツアー機構JGTOが指定したチャレンジトーナメントで優勝すると、JGTOが指定するツアートーナメントに出場が可能

14.その年のフォールシャッフル上位10位以内の選手・・・その年の残りのツアートーナメントに出場可能

以下18番から22番までにのみ該当している出場資格選手の中である時期までの獲得賞金をランキングし上位10名に秋口以降の残りのツアートーナメントにもより優先度の高い出場資格を与えるという制度

15.JGTツアーメンバーでUSPGAツアーと欧州ツアーのツアーメンバー資格取得者で上記①~⑤、⑪、下記⑯~⑳の出場資格を失う事となったもの
16.ワールドカップ又は日韓対抗戦の日本代表出場者・・・その年と翌年から2年間の出場資格

キャプテン推薦また、リザーブにより日本代表として出場した選手は除外

17.ツアートーナメント複数優勝者

年間2勝・・・その年の残り試合と翌年からの3年間
年間3勝以上・・・その年の残り試合と翌年からの4年間

18.生涯獲得ランキング上位25位以内・・・本人が選択した1年間

難易度★★★★★

現有資格者17名
8名は資格適用済みかツアーメンバー申請無し

19.前年度ツアー賞金ランキング61位~75位までの選手

通称第2シード、翌年1年間のツアートーナメント出場資格

20.特別保障制度適用者

トーナメント規定第31条に規定する特別保障制度の適用を受けた者に対し復帰後指定試合数の出場権を保障する制度

21.下部ツアーチャレンジトーナメント「AbemaTVツアー」賞金ランキング上位者

上記①~⑥、⑪、⑮~⑳の出場資格を有する者を除き、前年度のチャレンジトーナメントにおいて2位~9位、年度により変動あり(第1回リランキングまでの試合)

22.クオリファイングトーナメント(QT)ランキング上位35位までの者(リランキングまでの試合)
23.前年度ツアー賞金ランキング76位~100位(リランキングまでの試合)
24.QTランキング36位~90位までの者(リランキングまでの試合)

 

とシード権を与えていくと各トーナメントに出場できる100選手というのはかなり限定的な選手で行われている事がわかってきます。

①賞金王シード権
②国内メジャータイトル優勝者
③日本シリーズ優勝者
④各トーナメント優勝者
⑤賞金ランキング上位60位まで
⑥永久シード保持者

実際の出場人数で見てみると上記の6つのシード枠だけでも重複資格保有を除いても約70名に上ります。
残りの30枠程度を上位シードの無い選手で取合う事となります。
トーナメントに出ること自体が難関で男子プロ約2000人の中のトップ中のトップの精鋭集団なのです。
ですからツアープロという人たちはこの難関を超えてきた強豪揃いなわけでその中で優勝や、賞金王になるなんてことは計り知れない努力の上で成り立っていることがわかります。

 

 

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