ゴルフ界「ヤード」VS「メートル」スタンダードは?
ゴルフをされたことのないジュニアの親御さんには初耳かもしれませんが知識として知っておいていただいてもいいと思います。
ゴルフでは各ホールの長さ、残り距離等の長さを表す時に使用されている単位が世界的に2種類あり、日本のほとんどのゴルフ場で採用されているのがヤード表示であります。
国別でみると少数派になってきたヤード表示ですが採用している代表的な国は日本そして、ゴルフ発祥の地イギリスとゴルフ大国のアメリカです。
日本でゴルフをしていると感じることはありませんが実はイギリスを除くヨーロッパ、日本を除くアジアなど多くの国で採用されているのは「メートル表示」となっています。
今後、ゴルフ発祥の地といわれるイギリスとゴルフ大国アメリカがメートル表示を使用することになれば、日本国内でもメートル表示化が進むことになっていく可能性がおおいに考えられます。
そこで少しメートルとヤードの長さについてお話ししておきます。
1ヤードは何メートル?1メートルは何ヤード?
1ヤード=0.9144メートル
1メートル=1.09361ヤード
現在の日本のヤード表示の場合にはジュニアにはこの1ヤードおよそ91センチを一歩で歩測できるようになると必ずプレーにいきてくるでしょう。
このような変換数値ですが、仮に現在のヤード表示を変換したとすると
PAR 5 528ヤード→483メートル
PAR 5 500ヤード→457メートル
PAR 4 410ヤード→375メートル
PAR 4 350ヤード→319メートル
PAR 3 195ヤード→178メートル
PAR 3 150ヤード→137メートル
もしこれが、採用されていく事になればなんだかずいぶん短くなった気がしますね。
ただ自分のクラブでの飛距離も今までの数値とは異なってしまいますので違和感がありますね。
ドライバー 240ヤード→219メートル
6番アイアン 170ヤード→155メートル
統一されるのは良い事かもしれませんが準備期間は必要でしょう。
ただ日本でもグリーン上ではカップまでの残り距離はメートルで呼称される事がほとんどです。
テレビでも実況や解説の方がグリーン上ではメートルで距離を話されている事が多いと思います。
一度気にしながらご覧いただければと思います。